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局方ワセリンとの比較

白色ワセリンの光安定性(当社比)


 白色ワセリンは自然光に晒されると少しづつ着色し始めまた同時に酸化反応が進行します。
進行の度合いは紫外吸収スペクトルの吸収強度の大きいもの程、すなわち発色団化合物の含有量が多い白色ワセリン程顕著に認められます。これはワセリン基質が紫外線等の光エネルギーによりラジカル化され酸素と反応するいわゆる光酸化の現象であり、ワセリン基質をRHで示すと次のよう進行し過酸化物が生成されます。



過酸化物ROO・はある量蓄積されるとラジカル連鎖反応を起し重合、分解などの自動酸化反応へと進行しヒドロキシ、エポキシ、アルデヒド、ケトン化合物など皮膚刺激起因物質が生成されます。

 局方ワセリンAとサンホワイトP-1を太陽光に直接晒した時の経時的な色調変化及びそれに伴う過酸化物の生成経過を図-2、図-3に示します。過酸化物の生成量を過酸化物価で表した場合、局方ワセリンAは酸化安定の目安となる過酸化物価(POV)1.0を短時間でオーバーし連鎖的に増大する傾向にありますが、サンホワイトP-1では光酸化の影響をほとんど受けず紫外線に対する品質劣化がほぼ完全に抑制されています。
 白色ワセリンの酸化安定性は熱エネルギーによりラジカル化された場合さらに顕著に発現し局方ワセリンとサンホワイトP-1では明らかな相違が認められています。

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